当社は、2024年4月1日に太平洋セメント株式会社の100%子会社として設立し、2024年10月1日より峩朗（がろう）鉱山の代表鉱業権者として鉱山運営を行っております。

峩朗鉱山は、130年を超える歴史をもち、石灰石の累計採掘数量は3億トンを超えます。開山以来、北海道はもとより東日本における社会基盤整備の一翼を担ってまいりました。

当鉱山が日本を代表する石灰石鉱山の一つとして成長できているのも、平素よりご支援ご協力を賜っております皆様のお陰でございます。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

我々は、北海道北斗市の豊富な石灰石資源の恩恵を受けています。鉱山開発から携わってきた方々の多大なる努力のおかげで、我々は継続的な成功を収めて今の大規模鉱山を築くことができました。

先人たちへの感謝の気持ちを忘れず鉱山の長い歴史に敬意を払い、明るい未来を目指して、次世代に鉱業という生業を繋いでいきたいと願っています。

太平洋セメント株式会社が、この国で最後の１ｔのセメントをつくる存在でありたいなら、その原料を供給するのは当社峩朗鉱山でありたいです。

我々は、変化が激しく先行きが不透明で将来の予測が困難なこれからの社会情勢にあっても、積極果敢にイノベーションに挑み、持続可能な鉱山操業を継続すべく日々精進してまいります。

皆様には、今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

北海道太平洋鉱業株式会社
代表取締役社長　津村広毅