当社は、2024年に石灰石、けい石などの鉱物資源の開発、セメント用原料、コンクリート用骨材などの原材料製品の安定生産・出荷を使命として、太平洋セメント株式会社上磯工場の鉱山部門が独立して設立されました。

当社の峩朗（がろう）鉱山は、北海道北斗市に位置し、1890年（明治23年）の開山以来、一貫して鉱物資源の開発により我が国のインフラ整備への原材料供給という役目を果たして成長・発展してまいりました。

峩朗鉱山が、この国で最後の１ｔとなるセメント原料を供給する存在になることを目指して、豊富な天然鉱物資源の恩恵を受けて、今まで鉱山に携わってきた多くの方々のおかげで今の繁栄があることを肝に銘じ、感謝の気持ちを忘れずに、明るい未来を目指して、次世代に山の仕事を繋いでいく所存です。

我々は、変化が激しく先行きが不透明で、将来の予測が困難な社会情勢にあっても、積極果敢にイノベーションに挑み、持続可能な鉱山操業を継続すべく日々精進してまいります。
皆様におかれましては、今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

2025年10月1日

北海道太平洋鉱業株式会社
代表取締役社長　津村広毅